さすがに40代になるといろんな意味で図太くなって、そんな気持ちも薄れてきたけど、30代くらいまでは『俺はずっと23歳』って思ってた。
思考やコミュニティーが形成されるのは23歳くらいまでで、それ以降はそんなに大きく変わらないと。
23歳の頃って、『神様を見つけたらぶん殴ってやる』と言いながら夜中に野郎と神様を探しに行ったり、ワケのわからない課題を課して負担をかけてみたりしてたなぁ。
あの頃はちょうど“Captain of the Ship”も手伝って、『何かしなきゃ』という得体の知れないモヤモヤみたいなものがあったよな。
『叩かれ、騙され、おまけに追いつめられ、生きることが嫌になる時くらい俺にもある』と長渕剛が歌い、『剛にもあるんだもの』といろんな事象を受け入れたり、拒絶したり。
あれって、もう20年も前ってことになるんだなぁ。
今の俺は小梅がいて、何だか面白く暮らしているよ。
と、庭で星を見上げて煙草を吸いながら考えてた。
という話。