今のところ、下校時に何かしらやらかしてる小梅ちゃん。
とはいえ、まるっと親が顔を出していては自立心を損なうことになると思うので、程良いところで待っているわけさ。
先週の金曜日も同じように待っていた。
児童の集団が過ぎていく。
『そろそろか?』と構えているも、まったくやってくる気配がない。
ありゃ?
今通り過ぎたのは同じ登校班の子たちでは?
小梅に何が?
これはいつもアイータが舞鶴港で我が子の帰りを待つみたいになっているスイミング教室のアレと同じ状況なのでは?
ソ連からの引き揚げ船は次々とやってくるというのに。
そんな思いで遠くを見ると小さい影。
だけど、どうも様子がおかしい。
よく見たら登校班の班長さん、小梅を背負って歩いてるではないですか。
すぐに駆け寄って小梅を降ろす。
聞けば、歩けないと言った小梅を班長さんが面倒を見てくれたようだ。
こんなに部活チックになってとっても申し訳ない。
“途中まで”迎えに行くというのを改めなきゃいけないとつくづく。
学校へ行ってくれた方が静かでいいのに、今日みたいな祝日の方が安心するというジレンマ。