夜中に帰る勤務週なので、小梅のラジオ体操には起きられないわけさ。
とはいえ、家の中で言葉を発する者すべてがうるさいので、寝ながらも会話は聞こえてくるわけ。
そしたら、カブトムシがああでもないと言ってるのよ。
おい、まさか、家にいるんじゃないでしょうね?
で、起きたらカブトムシ4匹。
(♂×3&♀×1)
ラジオ体操帰りに近所の婆さんに呼び止められ、そこでもらってきたそうだ。
俺は触りたくねぇぞ。
子供=カブトムシ好き
カブトムシ好き≠小梅
アイータは断ろうとしたのだが、触れもしない小梅がとりあえず欲しがり、こんなことになっちゃったとか。
そりゃ、持って帰るだけ帰って、あとは知らんぷり。
ボクちゃん、そっと逃がした。
その後、小梅がカブトムシを気にした様子は一切ない。