ふと新聞を見ていたら、リニア新幹線の体験乗車があって、応募すれば抽選で乗れるとか。
そりゃ、応募した。
会社の奴にそんなことを話したら乗る気になったらしいが、嫁さんの同意を得られず、諦めたらしい。
まったく、女ってヤツは。
リニアって、ボクらが子供の頃に描いた未来じゃないか。
車が宙に浮いてたり、意思のあるロボットがいたり、そんなものたちと同列の未来。
モグタンが連れて行ってくれるあの未来が今そこにあるというのに、男のロマンがわからないなぁ。
シルゾーは“リニア”がわかってるんだか、わかっていないんだか。
様子がおかしいので説明を求めると、
その手振りがどうもおかしい。
『おい、それはモノレールじゃないのか?』
『あ、そうだ!』
未来がどういう形であろうが、バカはバカ。