『きょうはまちにまったえんそく!このひをずっとまってたんだ!』と叫んで始まった朝。
小梅ちゃん、張り切りようが半端じゃない。
この張り切り、裏目に出そうな不安。
何かと困ったちゃんな小梅に学校も心配していると言われまくり。
ちょっとナメすぎじゃねぇの?と思うが、まぁ、そこまで心配される要素は盛り沢山。
学校としては教頭をべったり付けて行くらしい。
『こっちには教頭が付いてんだぞ、コラァ!』だ。
というわけで、父ちゃん、遠足地まで出向いてこっそり見守る作戦開始。
“心配だから”というよりは、“ちゃんと出来てるじゃねぇかよ、オラ”の確認の要素の方が強いです。
“こっそり”なのに向こうから歩いてくる集団と出くわして慌てて隠れたり、茂みに隠れて中腰で見ているところを住民に怪しまれたり、なかなか大変だったけど、小梅ちゃん、まったく問題ないじゃないですか。
遠足から帰った小梅も楽しかったと言い安心したのだが、担任は小梅の頑張りではなく、学校側の努力によって円滑に進んだと言いたげで、何かムカつくという話。