どこまでも妖怪ウォッチ。
果てしなく妖怪ウォッチ。
クリスマスケーキに妖怪メダルを付けて、一般的なホールケーキの価格に大幅上乗せをして予約を募るとか、もう、妖怪の仕業というより、商魂逞しい悪い大人の仕業だよ。
小梅はもちろん妖怪ウォッチ好きだけど、ゲームとTVアニメが中心で、グッズなんかにはそれほど興味を示さない。
クリスマスケーキもその存在は知っているようだけど、別に騒ぎゃしない。
ケーキが食えりゃ、それでいいんだろう。
なのに、親であるボクちゃんが『ウチの子にも妖怪ウォッチプリーズ!』になっちゃって、結局、そのかなり狭き門の抽選を申し込む。
だって、ジバニャンも付いてて、その背中にメダルをセット出来るとか書いてあるんだもの。
写真は商魂逞しい悪い大人が販売しているジバニャンのチョコボーな。
小梅のために買ったのに、『これは“ジバニャンの”だからいらない』と言って、断固として食わない小梅が可愛く思える代物。