春に苗を植えた小学校のサツマイモを収穫するそうだ。
小梅は食い意地だけで張り切ってる。
父ちゃん、こういう企画を仕切ってる人種はアレなので、乗り気になれない。
だけど、植えたものがどうなっているのか、あるいは、植えたんだから貰うぜという気持ちも確かにあるので、行く。
小ぶりだけど、確かにサツマイモですわ、これ。
小梅はやはり食い意地だけで来たのですぐに飽きたけど、ふかしイモにはすぐに飛びついたり。
まぁ、いい経験ですかね。
昼からはドライブ。
ふらっと寄った灯台を見て、小梅が急に昇りたいと言い出した。
父ちゃん、マジでイヤです。
マジでイヤなのに、アイータはそうでもなさげ。
地元だけど、人生の中で一度だけ昇ったことのある灯台。
その“一度”は義兄が名古屋から挨拶に来た時にやはり昇りたいと言い出したせいで昇る羽目になった。
何だ、このDNA?
あー、昇ってる尻から筋肉痛。