親と同居というのは、実の子でも息苦しいわけですよ。
肉だのインスタントラーメンだのを食っても『そんなのばっかり食って』とか言われるし。
だから、親が出かけたその日はチャンス到来となるわけ。
おまけに、今日はアイータの仕事も休みだって。
というわけで、『焼肉を食おうじゃないか』と。
もう、昼から焼肉。
ボクちゃん、夕方からの出勤だけど、支障ねぇっす。
支障をきたすほどのことをしてねぇっす。
あー、しあわせだ、こりゃ。
『しばらく肉はいいや』どころか、夜にでもまた食いたい。
焼肉と中華って、最強だと思う。
たらふく食った帰り道、小梅の小学校が見える。
親がこうしている間にも小梅はあそこでやりたくもないことをやって頑張っているんだ。
満足しつつ、反省しつつ。