思うわけよ。
学校ならば上位成績者が貼り出されたり、通知票で『あなたはバカですよ』と数字で結果が出たりするけど、社会人ってのは露骨に『キミ、頭が悪いね』と言わずに生きてるから、紛れちゃえると。
だから、昔から出来なかったくせに『今テストを受けたら全然点数取れないだろうなぁ』とか平気で言っちゃう奴が現れると。
不思議なのは、学校ではハッキリと『あなたはバカですよ』と言われてきた実績があるのに、社会人になった時に『自分はバカじゃない』と思える脳ミソで。
あのさ、勉強の出来るバカは掃いて捨てるほどいるけど、勉強の出来ない利口はいないよね。
『自分はバカじゃない』くらいの設定ならまだいいけど、それが飛び越えて『自分は出来る』になっちゃってるのは何でなの?
んで、そんなバカが主張することに、バカが感化されちゃうこの循環システムは何なの?
あのね、何度も言うけど、ここは“へんてこりん村”。
へんてこりんなだけあって、出来ない奴が出来る体でいるの。
それに気付かない村民たちの多さにもビックリなの。