事業所内誌の原稿を頼まれたと書いただろ?
あれ、頼まれてすぐに書き終えて提出したんだわ。
こんなの、何回見直したって一緒だよ。
悪ふざけと悪口だけの人間が“それらしいこと”を書くんだから。
あのさ、長所と短所は常々同じだと思ってるわけ。
捉え方の違いなだけで。
だから、『このやろう』と思ってることを良い方に変換して書くんだ。
その作業が大変だっただけで。
で、その提出した原稿が刷る前の確認ということで戻ってきたわけさ。
添削付きで。
これが何ともトボケた感じに修正されてるわけさ。
文法も何もあったもんじゃなく。
何だろ?
人間ってのは、程度云々に関係なく先生側にまわりたくなるもんなんだね。
ほら、DQNが縦社会がどうの、常識がどうのって、権威だけで正解を決めたがるのと一緒でさ。
悪いけど、俺、国語で低い点数を取ったことないからね。
『それじゃ、“作者の言いたいこと”と違っちゃうだろ?』と修正を修正させた。
程度を満たしていない者が先生になるなって話。