巣立ちのタイミングが遅れ、日没を迎えてしまった雛は翌朝も桜の木の枝にいた。
今いる枝よりも低い位置にある巣に戻ることも出来ず、おぼつかないその足で一晩越したんだろう。
よく見たら、巣に最後の一羽らしきものもいる。
これが小梅だったら、『そんなもの、「えいっ!」って飛んじゃえばいいんだよ』と言ってしまってるだろうが、やっぱり要領のいい子もいれば、そうでないのもいる。
そんな子に親鳥は日をまたいでも投げずに『頑張れ、頑張れ』と鳴いては見本を見せてる。
よく言う、無償の愛なんだろうなぁ。
鳥の習性は知らんけど、この雛たちが無事に巣立ったら、もうこの巣には戻ってこないのかね。
何だか寂しくなるね。
いずれにしても、このオナガの親子劇場を見ていると、手のかかる小梅がやたらと愛し…早く宿題やれぃ!