これまで水イボで二件の病院に罹り、それぞれ『治療なんかいるかよ、バーカ』と言われたんだけど、学校が曖昧なことを言うので液体窒素治療をする羽目になった小梅。
昨日は二回目になるわけだけど、俺も付き添ったんだ。
もう、赤ちゃん。
嫌だ、嫌だという小梅を抑え付け、ジュッてやるたびに『はい、痛くない!はい、痛くない!』と声をかけると、それに呼応して『はい、いたい!はい、いたい!』と言う。
その姿が面白くなり、抑え付けながら爆笑。
その後も『かんにん!かんにん!』だの、『あせもでるし、なみだもでるし、ガムものんじゃったじゃないか!』だのと暴れながら吐き続けるもんだから、笑いが止まらない。
Dr.には『お騒がせしました』と言い残して退室。
『ボクがあれだけ「いたい!」といってるのに、かわいそうだとおもわないの?』と威張る小梅には『ただ面白いだけ』としか言いようがない。