…つづいた。
事が済んだら、持っていた懐中電灯でパンツに付いていないかを確認。
どうやら大丈夫そうだとパンツを穿き、ふたたび歩き出したところで公園内に車両が入ってきた。
こんなところ、絶対に誰も来ないのに、どうしてこんな日に。
近付いて来た車両はパトカー。
公園とはいえ、立地的にこんな時間に人がいたらおかしい場所なんだ。
もう、職質も覚悟したよね。
面白くなりそうだから、野グソをした旨もちゃんと言おうとした。
だけど、警察はゆっくりとこっちを見たあと、スルー。
あちこちに警察がいて、挨拶もしたりして顔見せが済んでいたので、事なきを得たようだ。
数秒前には野グソをしていたわけだけど、その最中だったら俺ってどうしてたんだろう?
人間の運命なんて秒単位で変わっちゃうね。
深いね。