野郎の親が亡くなったというので、通夜に行く。
ここ数年は久しぶりの連絡が訃報ということばっかりだ。
高校の柔道部も空気を創れていた奴が二人も他界してしまったからな。
寂しい限りだ。
通夜の時間調整で野郎とガスト。
ここでも“一人の魅力”を語る俺。
そもそも、ここのガストだって一人で来るか、アイータと来るかだけのスポットだ。
なので、誰かと一緒の立ち振る舞いがよくわからん。
そんなこんなで、さらに先輩と合流して通夜に参列。
『訃報ばっかりの連絡じゃ何だから、たまにはみんなで会いましょうよ』なんて言い合って別れる。
高校の柔道部の連中はいいんだ。
そこは“へんてこりん村”じゃないから。
あと、帰ってからアイータに塩を振ってもらったのだが、今回は土俵入りみたいなアンダースローではなく、ちゃんとしてた。