俺が行く床屋に会社の奴と背格好がカブっているという理由で受け付けない兄ちゃんがいる。
会社の奴は、特に自慢にもならないことや、誰も興味がないことを『俺って凄いでしょ?』みたいな感じでくるからウザくてしょうがないんだ。
その内容もちょっと女子力高め(笑)の女受けするような話でさ。
何か、洋モノの野菜の名前とか、言いたがるわけ。
床屋へ行ってみたら、そのカブり兄ちゃんが金髪になってた。
あー、もう、ウザい。
最後は結局自分のことを言って、客から『すごいね』と言ってもらうために話を切り出すこの兄ちゃん、やっぱり聞かれてもいないのに金髪にした経緯やらを語りはじめた。
今回は俺の担当じゃなかったが、この自分語りが隣にいてもウザい。
会社の奴と背格好がカブっているという理由で受け付けなかったが、中身も一緒だ、こりゃ。
ちょっと気付いたよね。
背格好が一緒な奴が同じように自分語りでウザいってことは、人類を細かく分けたら、正確には○○族とかになるんじゃないかと。
そういえば、立ち位置が邪魔な奴とか、パーソナルスペースがわからない奴とか、だいたい似てるような気がする。
そうなると、こりゃ、わかりあえるはずもないし、共存は不可能だわな。