四十九日

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今日は義父の四十九日。

 

小梅は昨日、床屋のおねえさんに『おかあさんは宿題をやれやればっかり言う』と愚痴ってたけど、何でおかあさんが名古屋に行ってるか、ちゃんと説明してた。

じいちゃんが死んだ時、おかあさんが泣いてたという様子も伝え、床屋のおねえさんに『だって、おとうさんがいなくなったら悲しいでしょ?』と聞かれる。

 

小梅、何て言うのかと思ったら、新幹線の話だか、友達に何かを食らった話だかにすり替えられた。

 

おとうさんがいなくなったら悲しいと言え。

 

じいちゃんの四十九日に触発されたのか、大きいダンボールを見つけ、急に以前飼ってた犬の仏壇を造ると言い出し、上手に完成させる。

そして、正座して手を合わせて南無阿弥陀仏を10回唱え、絵に描いた鐘をチーンとやる姿が可愛い。

 

そんなこんなで、ここまでおかあさんを恋しがる素振りは見せないが、夜寝る前におかあさんとの電話を切った瞬間に『電話を切らなきゃよかった…』と萎む。

ならばと、テレビ電話をしてやるとチョー浮かれ。

 

おかあさんは95.6%好きで、おとうさんも95.6%好きなんだって。

 

残りの4.4%を聞くと、おかあさんは“怒るところ”で、おとうさんは“邪魔”って。