第47回 高松宮記念

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ここはへんてこりんな村。

住民は50人ほどいるが、会話が成立するのは2人ぐらいしかいない。

 

へんてこりんなんだけど、少数派が間違いですよという民主主義。

 

そんな村でもやっぱり似る者が寄る。

そして、彼らは自分たちこそが“正解”だと思っているらしい。

っていうか、むしろこっちを“不正解”だと思っている節さえ見受けられる。

 

うん、それでいいよ。

どうせ成立しないんだし。

それでいいけど、迷惑はかけないでくれる?

 

しかし、不思議ですなぁ。

それぞれが会話を成立させる能力を持っていないのに、何で噛み合っているんだろう?

エスパーなの?

 

なんて思っていたら、そんな彼らの中でもやっぱり会話が成立しない事態にはなるらしく、何でも3対1で口論になったそうだ。

 

まぁ、1はわかる。

誰とも噛み合いようがない。

 

だとしても、3の方も合ってないからね。

ここ大事よ。

 

この場合の“全員不正解”は迷惑かけられていないのでOKです。