手伝い要員

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夏には地域の祭りがあり、『おとうさんたちの中で手伝える方はいますか?』となる。

 

『やりたくないけど、手伝える』が答えだ。

むしろ、それ以外にない。

 

だけど、みんなはああだこうだと理由を付けて『手伝えない』と主張するらしい。

 

会社も地域も一緒だね。

みんな、『これがあるから手伝えるない』と言うよ。

俺は『忙しい?』と聞かれたら『ヒマ』と答えるようにしてるけどね。

だって、ヒマだし。

 

ヒマなのに『忙しい』と主張出来る奴、凄ぇと思うよ。

それしきのことで『忙しい』って、即ち、無能ってことじゃん。

恥ずかしくないの?

 

というわけで、祭りに参加することになった。

 

こういうのって、だいたいの人はやらない人に対して『忙しくもねぇのに忙しいと言ってら』と捉えるものだと思っていたけど、組織全体の程度が下がるとそうじゃなくなるんだ。

額面通りにしか捉えられない無能が増えて、『忙しい』と主張した者勝ちになる。

 

俺はそんな会社にいるから、まぁ、この祭りの手伝い云々の方がまだマシな組織ぐらいには思ってる。