海水浴

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夏なので、海水浴。

前回と同じ、波が穏やかで海水温も低くないあっちの海へ。

 

小梅はシュノーケルを付けてプカプカと浮いているのが好きで、延々と。

 

気付いたら水中メガネがない。

『流されて、あちこち探したんだけど見つからない』とアイータ。

 

ちょっと摺り足で歩いたらすぐに引っ掛かって、『あるじゃないか』となったら小梅は大爆笑してたけど、アンタのおかあさんはいろんなモノがあちこち探しても見つからない人だよ。

 

シュノーケルを微笑ましく見るでもなく、父ちゃんは早々に飽きて砂浜で寝る。

 

そのうち、アイータがプンスカプンで上がってきた。

 

何でも、小梅に泥水を顔に引っ掛けられたとからしいが、それも海の遊び方のひとつであって、怒ることじゃないだろう。

女共、ミネラルを含んだとかいうワケのわからない泥を顔に塗りたくって若返った気になってるじゃないか。