昨日、G1 CLIMAXの決勝を生観戦して思ったんだ。
テレビ中継は毎週視ているのに、誰がどのチームでどんな特色とか、ちっとも覚えない。
ガイジンはみんな同じに見えるし、
内藤の決め台詞なんか、やっと覚えたと思ったら、そうじゃない掛け声とかあるし。
入場テーマもどれもガチャガチャに聞こえて、どれがメインのメロディなのかわからないし、まず、技の名前がわからない。
中学生の頃は必死に覚えたもんだけど。
流行りの音楽にしても、小室とか安室とかは『どこがいいんだ、こんなもん』と反応してた分、頭に入ってるけど、今はそれもないしね。
“覚えない”というより、“反応”しない。
気が付けば、G1も27回目だって。
近くで観戦してた兄ちゃんたちとか、1回目の蝶野の優勝とか、リアルタイムで知らず、ゆえにレジェンド扱いになっちゃうんだろう。
こうやって『昔は良かった』とか言うおじさんが出来上がるんだな。
『女のファンが多いんだって?』と聞かれて、『女が多いってことは“昔みたいに面白い”というわけではないよね』と答えた。
真理だとは思うけど、それぞれ“ツボ”になるシーンは影響を受ける歳が違えば、そりゃ違うに決まってる。
もう、長渕剛の歌で心を揺さぶられることもないんだろうけど、それでいいんだ。
I am おじさん。