市内の小中学校の音楽発表会があるので見に行く。
小梅の学校は合唱ですわ。
ここまで放課後も残って練習してきた小梅ちゃん。
朝でも夜でも風呂でもカラオケでも、とにかく歌いまくってた小梅ちゃん。
昔、甥っ子の時に見に行ったけど、PTA臭にやられて参ったっけ。
ここでいう“臭”は“空気”とかの意味じゃなくて、文字通り臭覚で感じる“ニオイ”のことな。
母ちゃんたち、張り切っちゃってるんだろうけど、華麗に加齢が加わって凄いのですよ。
っていうか、アンタらはこういう時、普通に『我が子はどうかしら?』程度で観てるだろ?
学校一の傾奇者であるウチの子の親とかやってみ?
ただただ、不安しかねぇぞ。
ステージ上の小梅ちゃん、アイータを見つけて手を振ってしまう。
可愛いけど、終演後に先生に注意された。
父ちゃんのことは探せなかったようで、キョロキョロ。
あと、モゾモゾしていたのは『おしっこを我慢していた』だそうだ。
そんな感じでちょっとの事件性はあったものの、市内中の笑い者になるようなことはなく、無事に終了。
何より、今後は生活の中で終始リフレインする小梅の歌唱を聴かなくて済むという安堵感。