というわけで、キャンプの準備と並行して作製していた車中泊用のベッドが完成した。
小梅には『おとうさんの車、すごいことになってるよ』『「うひょー!」と言っちゃうよ』と伝えた上で車を見せる。
本当にマンガのように『うひょー!』と言った。
小梅は小さい頃から擬音をそのまま発生する傾向にある。
転ぶ時は『うぎゃっ』と言うし、食べる時は『あむ』と言う。
だとしても、本当に『うひょー!』。
そして、今は片側だけの寝台が、実は全面にもなるのだということを伝えると、これもまたマンガのように目がキラキラン。
『これで車中泊出来るね』と言うのかと思えば、そうじゃなくて、『これでおかあさんの長い買い物も待てるね』と言う。
確かに。