自動車運転免許の更新に行く。
どの角度から見ても不要なのに天下り用だか何だかで存在する交通安全協会などという組織の受付の女の声が小さすぎて聞き取れないという最初の関門は警察署が新設された今、なくなったのだろう。
でも、まさか、配置換えになってたりしてね。
なんて言ってたら、いた。
聞こえない。
講習開始直後から居眠りをして何度も教本を落とす奴がウザい。
ビデオ上映コーナーになると少しの遠慮もせずに大きなイビキをかきはじめた。
ほかの受講者たちはうんざり顔。
だいぶ我慢してたけど、限界です。
自分の席を立って、そいつの元に行き、起こして『うっせーよ』と怒った。
講習が終わったあとはほかの受講者から『いやぁ、アレは参りましたね』『さすがに注意しますよね』なんて、雑談っぽくなるのかと思えば、みんな自分の免許証を受け取ると、そそくさと退散。
一歩間違えれば、普通は無視しきるところをわざわざ注意しに行く空気を悪くするおじさんの出来上がり。
まぁ、そんなこんなで無事に更新。