俺が若い頃に書いた自作曲の歌詞がファイルされているものをアイータが見つけたらしく。
『あれは誰のことを想って書いたの?』と聞いてきた。
これ、どう答えれば正解?
まず言っておくが、俺の20代とはパチンコとスロットと競馬の記憶が多数を占めていて、つまりはグラスワンダーとかサクラローレルとかは頭にあっても、それ以外のことはないわけ。
だから、恋愛チックに書いてるモノも“パチンコで大敗した唄”だったりするわけよ。
いや、長渕剛とかも実際そうだと思うぜ?
『嘘偽りのない』とか、『自分のことしか書けない』とかも、そりゃ、舞台は変換するでしょうよ。
それをわからない連中が間に受けたり、批判したりしているだけで。
しかし、アレだね。
そういうのを勝手に見やがってと思いながら自分でも見てみたけど、『あー、俺って何て恥ずかしいことを…』とかじゃなかったね。
天才だわ、俺。
どういうわけだか、バカしかいないところで会社員をやってるけど。