春分の日。
父ちゃんは夕方からの仕事なので、お出かけしてもいいと小梅に提案。
だけど、修了式までに終わらせなきゃいけない宿題があるようで、机に向かう。
“修了式までに”って、修了式は明後日じゃんか。
どうしてこんなことになっているのかね?
聞けば、これまでのていたらくのツケらしい。
こういう奴は嫌いだというのに、こういう我が子。
とはいえ、チャッチャッとやっちゃえば終わる話。
でも、チャッチャッとやらない。
ずっと、泣き言やら文句やらで、我が子ながらムカついてくるわ。
っていうか、この四年間、宿題に取りかかるたびにこうで、しかも毎日のことなのに諦めないというか、イヤなことは全力でイヤがるパワーに妙に感心する。
数日後には五年生とか、マジっすか?