時々、橋の下とかで若者がラップの練習をしていたりする。
ラップはラップで凄いとは思う。
俺には出来ないし。
だけど、尾崎豊が言葉をメロディに乗せて歌うことに心を捉えられたかつての少年にはよくわからないんだ。
今はこんな風に“主張”するんだね。
ベクトルの向き。
長渕剛もいつの間にか外側に向くようになった。
何か違う。
歳をとると、この“何か違う”が増えてくる気がするよ。
『昔は良かった』というおっさんの出来上がりだね。
今日は尾崎豊の命日。
久しぶりに聴こう。
僕は街にのまれて少し心許しながら
この冷たい街の風に歌い続けてる