長女の結婚式の衣裳合わせに行ってきたというシルゾー。
『行ってきた』というだけで、そこからの広がりはない。
行ってきたらどうだったんだ?
行ってきたら何が起きたんだ?
常にこう。
まったく、娘の旦那さんの方がしっかりしている。
『新婦の父が着るアレ、“モーニング”っていうんだね…』
振り絞って、それ。
モーニングというのを知らなかった父親がモーニングを着て、それっぽい顔をして結婚式。
そもそも、“それっぽい顔”が出来るのかも疑わしい。
娘の結婚も孫の誕生も何とも思わないらしいし。
っていうか、そんな親いる?