以下、ホワイトデーに関してのアイータの見解。
自分が買いに行くのは百歩譲っていいとして、『好きなモノ買ってきなよ』とかの一言もないというのがアレだという。
女の言うことはだいたい『はぁ?』となるが、今回は『それはそうだな』と思った。
なので、『それはそうだな』と言ったらもう、だからモテないだの何だのと矢継ぎ早に。
問題は俺のその姿勢が小梅に与える影響だという。
確かにアイータが買い物に行ったら 日、俺と小梅は車の中でマジ寝していた。
多分、チャラい子の親はチャラいし、モテる子の親はモテる。
ホワイトデーだというのに車で寝ながら待つ親の子はそういうところに気の回る男にはならないだろう。
ましてや、俺はホームレスとか場外馬券売場にいるような終わってる感丸出しの人にどこか憧れを抱いている。
ごめんね、小梅ちゃん。