比較的涼しいはずのここら辺も、今年の夏は暑い。
とにかく暑い。
エアコンの能力を超えた暑さなので、サーキュレーターをセッティングする。
下半身にあたるようにしてみたら何ということでしょう。
トランクス一丁でいる私の左側から入って右側へ抜ける風は、私の裏金と肛門を撫でて下流にいるアイータへと流れる。
そして、私の姿は本当に布一枚なんだということを実感する。
アイータは『不快』という一言しか発しない。
不快。
快ク非ズ。
私がパジャマと普段着を混同しているレロレロTシャツも不快。
それが冬でも変わらないのも不快。
ベランダにヨイショと足を上げる時にハミチンならぬ全チンも不快。
私のやることなすことすべて不快。
それでも夫婦をやっている。