華のうちに

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何かさ、悪を成敗したくなったわけ。
でも、実際に成敗するわけにいかないから、“遠山の金さん”を見てやった。

啖呵を切るところ、シビれるわ。
『おーおーおーおー』だけでシビれる。
『あの日咲いた遠山桜、まさか見忘れたとは言わせねぇぞ』なんて、悪を成敗したかった俺にはもうたまらん。

松方弘樹の“華のうちに”、いい唄だよな。
昔はこれを歌わなきゃ一件落着しねぇという理由でよく歌ったわ。

そうこうしているうちに杉良太郎バージョンも見てみるだろ、そりゃ。

そこから“すきま風”にいくよな。
改めて、これもいい唄だわ。

そしたら、美空ひばり藤圭子がカバーしてる“すきま風”に辿り着いたんだよ。

凄かった。
“これぞ歌手”だわ。

もうさ、悪を成敗したかったのに、結局、美空ひばり藤圭子の凄さにやられたという話。