小梅ちゃん、５年前にグアムに行った時のことをあんまり覚えてないって。
小学２年の正月だったから言うほど幼い頃ってわけじゃないし、物覚えはいい方なのにな。
というわけで、物覚えというものを考えてみたんだけど、結局は写真を見たり、トークテーマにしたりといった“振り返り”をするかどうかなんじゃね？と。
それをやらない人って、確かに物覚えが悪い印象あるわ。
今は写真もデジタル化されていちいち紙のアルバムに貼り付けたりしないから、小梅にとっては振り返る機会はなかったのかもしれないな。
だけど小梅ちゃん、“食らったこと”は強烈に覚えているらしい。
入国審査でえらく待たされたとか、スパムおにぎりがプラスチック味だったとか。
学校の話も『それはもういいじゃん』をいつまでも思い出してはネチネチ言う。
俺に凄ぇ似てるじゃん。
だいたい物事を選択する時は“いいモノ”を選ぶわけではなく、“イヤなモノ”を排除した結果、残ったモノを選ぶという消去法人生ですね。
