小梅ちゃんはテスト期間中なので、弁当なしの早帰り。
父ちゃんは夕方からの勤務。
というわけで、おとんとランチ、いぇーい!です。
アレもいいね。
コレもいいね。
すき家?
サッと食って終わりじゃん。
小梅は小さい頃からこっちの想定と違う選択をする子だった。
そして、一度言い出したら聞かない子。
ゆっくりまったり、『学校での生活はどうだ?』『テストの出来は?』なんて語る間もなく、店を出る。
家に着いたらさっさと自分の部屋に行き、閉めきる。
『おとーさーん!』と寄ってきていた幼き日の小梅が懐かしいです。
っていうか、そんなに『おとーさーん!』って来てた気もしない。