腐ったミカン

人は人のアドバイスを聞き入れないという話。

手羽先とかは縦に食うとスポンって抜けるよってのはだいぶ浸透してきたと思うけど、それでも『ふーん』で済ませる奴もいる。

これが顕著なのがミカンの剥き方。

小学生の時の担任が給食の時間に教えてくれてから、これ以上簡単で綺麗な剥き方はないと思って続けているが、これまでの人生でその剥き方を教えてやっても実践してみた奴は一人もいない。
そして、皮をバラバラと汚く剥くのだ。

たかだかミカンのことだけど、自身が確立したものは人に言われてどうこうじゃないというのが如実に現れるいい例。
そして、それは加齢とともに比例する。

なので老人は人のアドバイスや意見は受け入れない。
そう思って生きていく。