『フユニャンのソフビは自力で穫ったからいらない』ということで、無事に小梅の“彼女”が来訪。
今回はアイータも別の男の子に声をかけるという余計なことをしなかったので、二人きりですわ。
この状況を小梅が今ひとつ理解していない感じがもどかしい。
大人になったら金銭が発生するシチュエーションだと何度も言ってるだろう。
何か、二人でお菓子を作ったりしてキャハハだったらしいよ。
“らしい”というのは、今回も俺はその間に一人でカラオケに行ってるので知らないということ。
聞いた話では、彼女は小梅のことが好きなんだけど、手を繋ぐと上級生がからかってくるんだって。
好きなら堂々としてりゃいいと思うけど、こんな小梅のことをそんなに好きだというのもよくわからないし、やっぱり小梅は今ひとつ理解していない。